プロダクトマネジメントを導入するということは、プロダクトの情報を適切に整理し、プロダクトの実現に至るまで顧客やステークホルダーも含むプロダクト全体をコントロールしていくことを意味します。
プロダクトの核となるビジョンやミッション、戦略に基づき(=Core)、誰にどのような価値を提供するか、なぜ自社がやるか(=Why)といった分析や探索を行います。また、プロダクトの目的を実現するための解決策として、ユーザー体験やビジネスモデル、ロードマップを描き(=What)、UIやソフトウェアを開発して(=How)プロダクトを世に送り出します。これらCore/Why/What/Howそれぞれの整合性を取りつつ、1本筋の通ったプロダクトの実現を目指します。そのためにはまずはプロダクト4階層を使って、プロダクトの情報をCore/Why/What/How毎に整理します。
また、プロダクトを取り巻く顧客、ビジネス、開発者の3者の間で取り組むべき仕事があり(=プロダクトマネジメントトライアングル)、いずれのプレイヤーにも偏ることなく、プロダクトをバランスを取りながらマネジメントするのがプロダクトマネージャーの役割です。最近ではビジネス・クリエイティビティ・テクノロジーの3つのスキル(=BTCモデル)を備えた人材が求められる傾向にあリます。
プロダクトマネジメントを頭で理解してもなかなか実践するのは難しいため、どのようにお客様の組織にプロダクトマネジメントを導入するかご提案させていただきます。
プロダクトの情報整理
プロダクトマネジメントに求められる様々な視点
https://productlogic.org/2014/06/22/the-product-management-triangle/
参考:田川 欣哉 『イノベーション・スキルセット 〜世界が求めるBTC人材とその手引き』